「福高塾 第3回セミナー」[2008/10]を開催しました

企画委員会では、「福高塾 第3回セミナー」を次のとおり開催しました。  日時:平成20年10月31日(金)19:00~21:10 場所:東京都南部労政会館 講師:元福岡高校教諭 犬丸 嘉人氏 テーマ:福岡高校と私の人生 参加者:30名(含むスタッフ) 参加費:500円 今年度の福高塾セミナーは、オリンピックイヤーにちなみ母校、福岡高校の元体操教諭 犬丸 嘉人先生を講師としてお迎えし開催しました。今回は会場を大崎駅前のゲートシティ内にある東京都南部労政会館としました。初めて使用する会場であったことと、入口が奥まったところに位置しているため、参加者が会場までの道を迷ってしまわれ、開演が遅れるのではないかとの不安もありましたが、多少の混乱はあったものの、30名の参加を得ることが出来ました。 講師の犬丸先生は、81歳のご高齢ではありますが、現役時代を彷彿させる大きな声と颯爽たる風姿で約90分にわたりご講演をしていただきました。講演では、ワルシャワ世界大会の候補となられた時のことから始まり、高校教師になったいきさつ、21年間に及ぶ福岡高校での教諭時代の思い出、77歳で現役を退かれるまでの高校、大学での教員生活についてのエピソードへと続きました。特に、福岡高校での教諭時代の思い出話では、福高へ転任になった意外な理由、体育祭後のご近所からの苦情、嬉しかったこと、悲しかったこと、驚いたこと等々、懐かしい恩師の近況も交えお話いただき、約30~50年ぶりに恩師の授業(?)を受ける参加者にとって、その授業時間は瞬く間に過ぎ、大拍手で終了しました。77歳まで現役で福岡教育大学の非常勤講師をされておられたほどの長い教員生活の中で「福高で過ごした時が一番良か。今でも可能なかぎり同窓会には顔を出している。福高100周年を見届けたいと思っている。」とのお言葉に、すっかり生徒に戻った参加者は皆、嬉しく顔をほころばせたのでした。講演会の後は参加者全員で記念撮影、そして居酒屋で恒例の懇親会です。30名中23名もの方が参加下さいました。ここでも話は尽きず、ついに時間オーバー。先生は81歳のご年齢にもかかわらず、最後までお付き合い下さいました。 翌日先生は、お疲れも見せず、教え子2名とはとバスツアーに出かけられ、「昨日も今日もとても楽しかった。」と満足されて、福岡に帰られました。 ... 続きを読む

「福高塾 第2回セミナー」[2007/10]を開催しました

企画委員会では、「福高塾 第2回セミナー」を次のとおり開催しました。  日時:平成19年10月19日(金)19:00~21:10 場所:日本橋HSBCビル 講師:ペシャワール会現地代表 中村 哲氏(高17回) テーマ:誰も行きたがらない所に行き、誰もやりたがらないことをする 参加者:96名(含むスタッフ) 参加費:2,000円 今年度の福高塾セミナーは、母校の創立90周年を祝し、講師にペシャワール会現地代表 中村 哲氏(高17回)をお迎えし、東京福中福高同窓会の記念事業として開催しました。当日は夕方より生憎の雨模様で、予定通りの参加者が集まるか不安の中での開場を迎えたのですが、開場と同時に多くの同窓生が続々とお見えになり、最終的には96名の参加を得ることができました。 定刻通りに始まったセミナーでは、最初にペシャワール会20年の活動を紹介するビデオが上映され、その後、現地での写真等を紹介しながら中村哲氏の講演が行われました。1984年にパキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに医師として赴任以来、ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携ってこられたこと、病気をなくすためには、きれいな水や自給自足の確保が必要として、水利事業、試験農場の建設にまで活動の範囲を広げられたこと等について、約1時間半にわたってご講演をいただきました。その過酷とも思える活動について、当たり前のことを当たり前にやっているだけといった感で訥々とした口調で語られる姿には、ただただ驚き、感動、尊敬の念を抱くばかりであり、中村哲氏が私たちの同窓であることに、改めて誇りを感じたものでした。特に、中村氏のお話のなかで痛感したのは、私たちがアフガニスタンの本当の姿を知らないのではないかということでした。テレビや新聞等を通じて知るアフガニスタンの実状と現地にて中から見る中村氏から語られるそれとは大きな違いがあり、溢れる情報の中で生きる私たちにとって真実を見極めることの難しさを感じさせられました。中村氏のお話を聞くには、1時間半という時間はあまりにも短いものでしたが、中村氏の献身的活動について直接お話を聞くことができ、またその人柄に触れることができたことは、大変有意義な1時間半であったと思います。セミナー会場で販売された中村氏の45冊の著書は、終了時までに完売し、また、同時に行われましたペシャワール会への募金では48,700円が集まり、集まった募金はセミナーの最後に、山田副会長より中村氏へ手渡されました。 企画委員会では、当日の講演の様子をビデオ撮影しました。当初、配布予定で撮影したものではなかったため、多少雑音が混じっていますが、大変すばらしいお話だったこともあり、多くの方に聞いて、見ていただきたいとDVDを作成いたしました。DVDの空き部分には、当日お借りした2006年6月~7月NHK「知るを楽しむ、命の水を求めて」から一部(1~4、7、8回)も収録できました。ご希望の方にはDVDを実費にてお譲りいたします。お申込の方法は11月20日頃にこのホームページにてお知らせする予定です。最後になりましたが、昨年に引き続き会場をお借りしたHSBC証券関係者のご協力に御礼申し上げます。 ... 続きを読む

「勉強会」[2006/11]を試行開催しました

企画委員会では、講師、受講者、スタッフの全てを同窓生に限定したセミナーを次のとおり試行開催しました。  日時:平成18年11月10日(金)19:00~20:00 場所:日本橋HSBCビル 講師:山田晴信氏(本同窓会副会長、HSBC証券代表取締役) テーマ:日本版CFOの役割と財務戦略 参加者:41名(含むスタッフ) 参加費:500円(お茶代等) 企画委員会では「世代間の交流促進」「より有意義な同窓会の実現」のために、何をなすべきかを議論してまいりました。この「勉強会」はその議論から生まれたひとつの提案です。今回は、この「同窓生の同窓生による同窓生のための勉強会」という企画が果たして上述の目的達成のために有効であるかを検証し、併せて実行上の課題を洗い出すことを目的として実験的に試行したものです。試行ということで、講師は副会長の山田氏に依頼し、ご案内は原則として常任幹事の方々向けと当HPでの告知に限定しました。そのため、始めは受講者がどの程度集まるか不安でしたが、当日は41名(含むスタッフ)もの方にご参集いただき、不慣れなスタッフにもかかわらず、特に混乱もなく実施することができました。    また講演は、硬いテーマのうえに1時間という短い時間でしたが、ビジネス現場の体験を交えたお話に、受講された皆様は熱心に聞き入られていました。勉強会終了後は会場を移して、有志による懇親会を行い、講師と酒を酌み交わしながらの質問タイムとしました。懇親会は講演以上に盛り上がり、一同で母校の応援歌を斉唱し、博多手締めでお開きとなりました。今後は、参加された皆様のご意見を参考に、更に検討を深めて、「勉強会」を本格実施に移していくか否か、常任幹事会でご議論いただきたいと考えております。なお、本格実施の際には、当HPでもお知らせいたしますのでよろしくお願いします。最後になりましたが、当日の事務をお手伝い頂いた同窓生有志の方々と会場をお借りしたHSBC証券関係者のご協力に御礼申し上げます。  ... 続きを読む

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