東京福中・福高同窓会へ,プロジェクト代表の蓑田さん(高73回)からご連絡をいただきました.以下,蓑田さんからのメッセージをお伝えします.

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東京福中・福高同窓会の皆様へ

はじめまして。

「HOPE FOR CHILDREN」プロジェクト代表を務めております、福高73回生の簑田洲(現在上智大学理工学部3年)と申します。

この度、福高卒(72・73回生)のメンバー4人を含め、私達福岡県出身の大学生が中心となってベトナム・ダナン市にある生活困窮児童養護施設「希望村」に向けたボランティアプロジェクトを立ち上げましたので、この場をお借りしてご紹介させていただきます。

【プロジェクト内容】

「希望村」には120人の子ども達が暮らしており、村の子ども達は将来の夢に向かって日々努力をしております。しかし、国からの補助金はなく寄付金のみで運営をしているため、子ども達は常に切り詰めた生活を強いられているのが現状です。そこで私達は、実際に「希望村」に訪れ、子ども達と交流を深めるとともに、日本の文房具や折り紙、お菓子などを寄贈することで、彼らの生活に彩りを与える手助けをするボランティアを行います。

本プロジェクトが、今年で50周年を迎える日越の友好関係をより良いものにする一つのきっかけとなることを願いつつ、学生メンバー一人一人が希望村の子ども達に笑顔と希望を届けるために、日々活動しております。

そしてこのプロジェクトを実現するために、クラウドファンディングを始めました。

クラウドファンディングで寄付していただいたお金は、主に子ども達への寄贈品の購入資金、施設への寄付金(子ども達の日々の食事費用)に充てられます。

クラウドファンディングの詳細情報は以下の通りでございます。

https://readyfor.jp/projects/hopevillage?sns_share_token=6c889b2aceb44c162e9a&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social

【プロジェクトを始めたきっかけについて】

コロナが始まったばかりの2020年6月に、高校3年生であった私と双子の妹(現上智大学総合グローバル学部3年)で、地元の福岡県に2万枚のベトナム製マスクを寄贈するためのプロジェクト「WE ARE ONE WORLD」を立ち上げ、ルーツがある日本・ベトナムの双方で募金の呼びかけを行いました。そして、無事に寄付金が集まり、ベトナムからマスクを調達し、福岡県に2万枚のマスクを寄贈することができました。このプロジェクトが成功した背景には、2つの事実があります。一つ目は当時コロナが収束していたベトナムが、2万枚のマスクを取り寄せることに承諾してくれたことです。二つ目は、募った寄付金の内、8割はベトナム人からの寄付であったことです。

ベトナム側の方々からのご支援がなければ、マスク不足が深刻だった福岡県のお力になることはできませんでした。

このときの恩返しがしたいという強い思いを持ち、私は上智大学に進学し、ようやくコロナがおさまった今年の4月にベトナムへの恩返しプロジェクトとして、「HOPE FOR CHILDREN」プロジェクトを立ち上げました。

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【ダナンの希望村を選んだ理由について】

今年の春休みにベトナム・ダナン市の親がいない・障がいを持った子ども達が住む「希望村」という施設に訪れる機会がありました。そこでは、希望村の子ども達が夢に向かって熱心に勉強する姿が多く見られ、心から応援したいという強い思いから「希望村の子ども達」に向けたプロジェクトを立ち上げました。

また、希望村は日本と深いご縁があります。希望村は日本の「ふぇみん」というNGO団体から毎年寄付金をいただいており、その資金のみで子ども達の教育費、生活費等をまかなっております。また、過去に希望村出身の人が私が所属する上智大学へ留学してきたこともあります。このように日本とご縁がある希望村に、私達日本人学生がボランティアを行うことで、日越の友好関係をより良いものにする一つのきっかけになると考えたのも理由の一つです。

【クラウドファンディング60万円の内訳】

(目標金額)60万円

子ども達への寄贈品:8万円

リターン品にかかる料金・送料:2万円

メンバーの渡航費補助金の一部:16万円

クラウドファンディング諸手数料:約11万円

施設への寄付金:約23万円(子ども達の日々の食事に充ててもらいます)

上記のように、「60万円」は希望村への寄付金や寄贈品、且つメンバーの渡航支援金の一部を確保するために必要な最低金額だと判断いたしました。今回のクラウドファンディングは私にとって初めての挑戦であるため、必要最低金額を上回らない60万円に設定いたしました。

【クラウドファンディングの詳細について】

私達のクラウドファンディングはAll or Nothing型であり、目標金額に到達しなければ、いただいた寄付金は全て支援者に返金されるシステムとなっております。プロジェクト代表である私の考えといたしましては、目標金額に到達しなくてもプロジェクトを実行するつもりでおります。そのため、クラウドファンディングの学生メンバーの渡航支援金をいただけなくても自己負担で渡航してくれる覚悟を持った学生にメンバーになっていただきました。またその場合は、少額にはなりますが、メンバー内で寄付金を出し合い、希望村の子ども達に寄贈品を渡す予定です。

※クラウドファンディングで寄付していただくためには、新たに会員登録をしてログインをしていただく必要がございますが、この作業が大変だと感じる方々には、直接私(簑田)の銀行口座にお振込をしていただいております。以下に口座情報を載せますので、クラウドファンディングへの寄付が難しい場合はこちらに寄付していただければ幸いです。1万円以上寄付していただけた方には、お礼として現地で子ども達に描いてもらう絵葉書をプロジェクト終了後にお送りいたしますので、私の連絡先(luckyshuv3@gmail.com)宛にご自宅の住所とお名前をお送りください。

【口座情報】 
銀行名:ゆうちょ銀行 
支店名:七四八 
種別:普通 
口座番号:9456050 


【終わりに】

最後までお読みくださり、誠にありがとうございます。

「希望村」の子ども達が明るい未来に向かっていく手助けをし、生活の中の不安を少しでも多く取り除くには、福高卒の先輩の皆様の力が必要です。

私達のクラウドファンディングへのご支援・ご協力の程、どうぞよろしくお願い申し上げます!

「HOPE FOR CHILDREN」プロジェクト 代表

簑田 洲(福高73回生)

1 thoughts on “「HOPE FOR CHILDREN」プロジェクトのご紹介

  1. 本プロジェクトの主催者 高校73回の簑田さんから「福高の皆様のご支援もあって、クラウドファンディングの目標を達成することができました。有難うございました。」とのコメントを頂戴しましたので、皆様にご報告します。

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