企画委員会では、「福高塾 第7回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:2012年11月2日(金) 19:00~21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:岩熊 昌毅 氏(高27回)
剣道八段(現役最高位) 福岡高校教諭 剣道部監督
テーマ:「剣は心なり」
参加者: 36名(含むスタッフ) 参加費:500円

 今年度の福高塾は、2008年オリンピックイヤーの犬丸先生に続き、本年もオリンピックイヤーであることにちなみ、運動部系OBで本年で福岡高校教諭生活27年目を迎え、現在剣道部監督の岩熊昌毅先生をお迎えし開催しました。
 講演では、下記の話題を中心に貴重な資料・ビデオ映像を交え、現役先生の軽快な口調で講演というよりは講義の雰囲気のなか、楽しくも有意義なお話をいただきました。
1.福岡高校との出会い。父 、岩熊重人(S29~S46:福岡高校体育教諭)の存在
2.剣道人生について
 剣道を始めたきっかけ~祖父との想い出、最難関「剣道八段」への挑戦
3.当世福高生事情
 福岡高校教諭であった父との思い出話、その父の影響で幼少期から福高へ訪れていたころの思い出と印象、福岡高校進学のいきさつ、福高時代の体育祭での出来事などから始まり、祖父の影響で剣道を始め、その後剣道現役最高位八段を目指すこととなったきっかけや合格までの修行の日々、そして現在の福高生気質を熱く語っていただきました。


岩熊先生1岩熊先生2
講演風景集合写真
 今回のテーマは、『剣は心なり 心正しからざれば 剣また正しからず 剣を学ばんと欲すれば まず 心より学ぶべし』(島田虎之助)より引用された言葉です。先生が長年剣道を通して感じてきたこと、学んだこと、剣道を通じての教育、剣道に対する思い、教育に対する思いを表し実践してきたこと、実践し続けているものと感じました。
最後に、先生は「人は考えた通りの人間になれる」と心の大切を説いて講演を結ばれました。
長きにわたり母校に関わりをもたれている先生ならではのお話に、一同、親しみと共感を覚えるとともに貴重なひとときを共有することができました。  
母校に限らず、多くの方々へのご指導をされているご多忙中のなか、快く講演を受けていただきました岩熊先生に改めて感謝申し上げます。
剣道部OB、50回~60回代の若い年代を始め多くの年代の方々にお集まり頂き誠にありがとうございました。

懇親会

恒例の講演会後の懇親会では、黒永東京同窓会事務局長の乾杯の音頭のあと、中華料理を楽しみながら、講演の内容についての質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らいながら、最後は全員で「祝い目出度」「博多手一本」で締め、今年度の福高塾もつつがなく終了することができました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です