2025年11月13日(水)18:30〜22:00に福高塾を開催いたしました。
講師は一般財団法人水波アフリカ財団理事長の水波悟さん(高30回)で、「マダガスカルでのスタートアップ支援〜60歳からの社会貢献活動〜」をテーマにご講演いただきました。講演会会場は「ベルサール九段」、懇親会会場は「新中華 李記」、参加者は20回から75回までの同窓生30名でした。
「社会貢献活動」という私には縁遠いテーマで、しかも60歳からの。老後資金が気になるお年頃に、どんなお話になるのだろうか、と思ってお話を伺いました。
水波さんは大手保険会社や証券会社でのサラリーマン生活を経て、56歳で相続専門の税理士法人を設立して起業、その後事業を売却して62歳で財団を設立、現在に至られます。財団は、マダガスカルの若者のスタートアップ支援(ビジネスコンテストを開催し、受賞者に賞金授与)や、旅行代金の1割が財団への寄付となる社会貢献ツアーを企画されています。
なぜ社会貢献か、なぜマダガスカルかは、水波さんが人生の終え方を思い、健康寿命としてご自身に残された時間を考えて行動されたことから始まります。自分が一番面白いと思ったことをやる、それが社会貢献であり、それをJICAに相談したときにマダガスカルを紹介され、財団の活動になったと伺います。ビジネスコンテストの賞金は100万円。現地の物価水準では日本の感覚で1,000〜2,000万円に相当し、民間への資金供給が少ないマダガスカルでは大きな起爆剤となっているそうです。
活動を説明されるなかで、「人生は健康な時でないと楽しめない」「計画を立てなければお金は死ぬまで使えない」「老後に必要な資金は実はそれほど多くない」「相続税はお金を使わなかった罰金」・・切り取ってここに書くと多少ぶっきらぼうかもしれませんが、多くのご経験がある水波さんならではのご発言に、大きな刺激をいただきました。
さて、私。老後は何をしようか、いったい何歳まで生きるのだろうか、と漠然と生きていて、多分このまま漠然と生きていくのだと思いますが、「使えるお金は使おう」と誓った福高塾でした。大変興味深いお話をありがとうございました。(文責:岩瀬智子、高39回)
