企画委員会では、「福高塾 第12回セミナー」を次のとおり開催しました。
日時:2017年11月17日(金) 19:00~21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:養父信夫さん(高33回) 「九州のムラ」編集長 ,宗像国際環境会議 事務局長テーマ:「時みちて 道ひらく」
自然の豊かさ、人の温かさを大切にしてきた日本人の心と知恵を守り、
育てていこうとするまちづくり、むらづくり
今年の「福高塾」は、本年ユネスコの世界遺産に登録された沖ノ島を含む全遺産の宗像大社にちなんで、大社に深くかかわりがあるとともに、長年に渡り農村漁村と都市部をつながる活動を行っている養父信夫氏(高33回)をお迎えして開催いたしました。
宗像大社の名誉宮司まで務められた養父さんの父は、出光佐三氏が宗像大社の再建に奔走していたときの大社の窓口となられていました。
大学卒業後はバブル絶頂期のリクルートに就職され、ビジネスマンとして24時間戦っておられましたが、阪神大震災を機に、今後の人生を見つめ直し、独立し、「九州のムラ」というメディアを介して、ムラとマチを繋げる活動に従事しておられます。昨今話題となっている地方創生を、20年間仕事にしてきました。
最近では、拠点を地元宗像に置いて、世界遺産支援活動、それと「宗像国際環境会議」事務局長として、宗像の環境・観光地域づくりを推進しています。
今回の福高塾は、養父さんが持参されたプレゼン資料を基に、次のテーマから自由に選んで語っていただきました。
①学生時代の思い出 ②現在の仕事を選択したきっかけ ②今、何故ムラ(農村漁村)なのか ③ ムラ事業の展開、可能性 ④郷里宗像の話(世界遺産登録、環境会議) ⑤これからの挑戦 など
参加者は31名を数え、最近の福高塾では若い参加者もが増えてきており、懇親会にも積極的に参加していただたけたことが、今後の同窓会活動を進めるうえでも心強く感じました。これをきっかけに多くの若い世代が同窓会に関心をもって、多数参加されることを願っております。
恒例の懇親会は、今回より高36回ラグビー部の山田さんがオーナーをされている『ワインカフェ大井町(https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131501/13149124/)』へ会場を移し、黒永事務局長の乾杯の音頭のあと、美味しいチーズや料理とワインを楽しみながら、講演についての質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らい、最後は全員で福高生らしく「祝い目出度」「博多手一本」で締め、今年度の福高塾も恙無く終了することができました