同窓会名簿   お問い合せ
トップページ
 
今年の行事
 
事務局からのお知らせ
 
東京総会の報告
 
東京朝ぼらけ新聞
 
同好会の紹介
 
母校の紹介
 
同窓会リンク

今年の行事
  過去の勉強会の開催報告です。
勉強会開催報告[2016/12]
勉強会開催報告[2015/11]
勉強会開催報告[2014/10]
勉強会開催報告[2013/10]
勉強会開催報告[2012/11]
勉強会開催報告[2011/11]
勉強会開催報告[2010/11]
勉強会開催報告[2009/12]
勉強会開催報告[2008/10]
勉強会開催報告[2007/10]
勉強会開催報告[2006/11]
今年の行事へ戻る
 

「福高塾 第11回セミナー」[2016/12]を開催しました

 
  企画委員会では、「福高塾 第11回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:2016年12月2日(金) 19:00〜21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:米国公認会計士 大石龍太郎さん(高29回)

テーマ:国際会計人から見た日米ビジネスの違いと文化


 第11回福高塾は、長年にわたりロサンゼルスで米国公認会計士として活躍されている大石龍太郎氏(高29回)をお迎えし、品川区総合区民会館きゅりあんで2016年12月2日に開催しました。
大石氏は、1982年に渡米、現地の会計事務所でキャリアを積み、 1992年に独立して大石会計事務所を設立。現在では、会計業務のみならず、合併・買収等のリストラクチュアリングを始めとするコンサルティング分野でも幅広く活躍されています。また、会計をベースとする新しいスタイルの複合コンサルティングを目指して、サービスの充実にも努めておられます。
今回の福高塾は、趣向も新たに参加者を交えた座談会・対話形式とし、次のお題のなかから自由に選んで語っていただきました。
@学校時代の思い出(恩師、友達、行事、興味)
A現在の仕事を選択したきっかけと現在の仕事の状況
B海外で仕事をするうえでの苦労や楽しかったこと
Cちょっと専門的ではあるが、仕事上の表話と裏話。例えば、ビジネス全般、日本とアメリカの会計制度の違い、ドジャース、スポーツビジネス
Dプライベートにおけるボクシングの活動
Eその他のトピックス(共和党vs民主党、保守主義vsリベラル、トランプvsヒラリー、金融などの新潮流であるFintech事情、自動車配車サービスUberの利便性)
F座右の銘、信条、生き方
G会計税務に関わる日米の制度対比、などなど。
会計税務に特化したテーマも多くありましたが、ご自身のプライベートでのボクシング活動を始め、日常の生活・文化に根付いたお話は大いに感心させられるものでした。
最後に、日米の文化・ビジネスの相違は、個人の自由を尊重するアメリカと、社会との調和を重んじる日本の風潮が根底にあるとのこと、双方、良し悪しがありますが、日本はやはり日本らしさを大切にしていくことがよいと感じると締められました。
参加者は36名を数え、特に若い年代の参加者が増えてきており、懇親会にも積極的に参加していただいたのが、今後の同窓会活動を進めるうえでも心強く感じました。これをきっかけに多くの若い世代が同窓会に関心をもって、参加されることを祈っております。
恒例の懇親会では黒永事務局長の乾杯の音頭のあと、中華料理を楽しみながら、講演についての質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らい、最後は全員で福高生らしく「祝い目出度」「博多手一本」で締め、今年度の福高塾も恙無く終了することができました。



過去の勉強会はこちら

「福高塾 第10回セミナー」[2015/11]を開催しました

 
  企画委員会では、「福高塾 第10回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:2015年11月13日(金) 19:00〜21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:竹野 孔(たけのとおる)氏(高26回)
竹の屋グループ代表
テーマ:何のために生きているか 「自分を成長させること、変えること」


 今回で10回目の節目を迎える福高塾は、昨年11月13日、地元博多や九州で居酒屋やビストロなど様々な業態の飲?業をはじめ、オリジナルスイーツの販売、安?・安全の?材?産や通販事業を行い、また海外進出まで幅広く展開を始めている竹の屋グループ代表の竹野孔(たけのとおる)氏(高26回)をお迎えし、品川区総合区民会館きゅりあんにて開催いたしました。

 テーマは、何のために生きているか 「自分を成長させること、変えること」、下記の内容を中心に講演をおこなっていただきました。

  1. 仕事≒人生
  2. 夜警室の想い出(創業のきっかけから39年の軌跡)
  3. 小欲は大成の敵
  4. 成長への転機
  5. 社員教育
  6. 社員トレーニングの仕組み
  7. 立地選択法
  8. 6次産業化事業
  9. 飲食業は社会に元気を与える仕事

 在学中の成績は下から一桁、浪人時代には中州で起こったある事をきっかけに福高の夜警室で約1年半ほど夜回りをしながら生活されたとのこと。そんな自分でも「やり遂げたい」という決意の強さと周りの人たちとのご縁と協力によって、今日の成功に結び付いたと熱弁されました。ご自身の体験に基づく、数々の成功と失敗談を飾らずざっくばらんに話される様に、一同、頷きや笑い、そして共感と感動をもって感じることができたと思います。

  竹野氏の信条は、『趣味は仕事、本業は遊び』 人生の2/3を占める仕事の時間を、如何に楽しく仕事をして楽しい人生を送るか。そのためには余暇に何をするかが大事と説かれ、最後にもう一度、皆さんも是非一度は、「何のために生きているのか」そして人生をどう楽しく過ごすかを真剣に考えられた方が良いとの言葉で締めくくられました。

 現在でも、天気の良い週末はハーレーでツーリングに行かれ、各地の名所、物産、食のレポートをフェイスブック上にアップされています。
学生時代に創業され、幾多の困難があったことと思われますが、今尚仕事を楽しみながら、今日の成功に満足されることなく、新たに事業展開を行われているそのエネルギーと考え方は、皆さんの人生を充実させるヒントになるものと思います。

  恒例の懇親会では黒永事務局長の音頭で乾杯の後、中華料理を楽しみながら、質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らい、最後は全員で福高生らしく『博多手一本』で締め、今年度の福高塾も恙なく終えることができました。



過去の勉強会はこちら

「福高塾 第9回セミナー」[2014/10]を開催しました

 
  企画委員会では、「福高塾 第9回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:2014年10月24日(金) 19:00〜21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:野元 浩氏(高24回)
日立製作所 笠戸交通システム本部
テーマ:「新幹線に至る日本の鉄道史と最新の技術動向」


第9回福高塾は2014年10月25日、JRにおいて多くの鉄道車両を開発し、現在では鉄道発祥の地である英国において、日本の鉄道システム導入に携わっている日立製作所 笠戸交通システム本部の野元浩氏(高24回)をお迎えし、品川区総合区民会館きゅりあんで開催しました。

当日は野元氏により豊富な資料を準備いただき、日本の鉄道における歴史や新幹線の開発秘話、また、開発車両の実車時のお客さんの反応に思わず『よっしゃ』を呟いたなど、公共交通に関わられている方ならではの実体験に即したお話に、また、鉄道発祥のイギリスにおいて鉄道システムが凋落したため日本の企業がお手伝いをすることとなったイギリスの行政組織、事業システムやファイナンスの背景、現地スタッフとの交流など、参加した皆さんは、楽しくも実践的で貴重な講演を満喫することができました。

 今回は、開業50周年を迎える新幹線に因み、『新幹線に至る日本の鉄道史と最新の技術動向』をメインテーマとして、 @日本の鉄道の発達の特徴(鉄道発祥の英国と比較して)A 新幹線を実現した技術(交流電化,ATC,台車,気密構造)B 新幹線の革新(最高速度210km/hから320km/へ)C最新の鉄道技術(インバータ,ハイブリッド,蓄電池車など)D英国向け車両の開発(野元氏の現在の仕事の紹介)について…の5項目について講演していただきました。

 世界でトップレベルの安全性・正確性・経済性等を誇る日本の鉄道技術の最先端で活躍されている野元氏から、これから日本が海外へ様々なことを発信していくことを含め、目指していくべき針路のヒントを得ることができるものと思います。何故ならば、究極のCS(安全性と快適さとおもてなし)を目指して開発を進められていると考えています。

 氏は本業の傍ら,ペンネームで鉄道雑誌記事の執筆活動を多数行い、『電車基礎講座 “知ってるつもり”から“確かな知識”へ』(第38回 国交通図書賞受賞)や『エコロジ-トレイン 省エネルギ-車両の開発スト-リ-と技術』などの著者としても知られています。鉄道好き・テクノロジー好きにはたまらないと思います。是非とも一度著作を手にとられてみてはいかがでしょうか。

 恒例の懇親会では佐伯会長の音頭のあと、中華料理を楽しみながら、講演についての質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らい、最後は全員で福高生らしく『祝い目出度』『博多手一本』で締め、今年度の福高塾もつつがなく終了することができました。




過去の勉強会はこちら

 

「福高塾 第8回セミナー」[2013/10]を開催しました

 
  企画委員会では、「福高塾 第8回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:2013年10月25日(金) 19:00〜21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:占部 正尚氏(高33回)
テーマ:「ペップトーク」


 第8回福高塾は2013年10月25目、経営コンサルティング会社、保険会社での営業など多彩な業種で活躍された経験を活かし、現在は独立してマーケティングオフィス・ウラベを経営する占部正尚さん(高33回)をお迎えし、品川区総合区民会館きゆりあんで開催しました。
 当日は台風接近で開催も危ぶまれる中でしたが、占部さんには豊富な資料を準備いただき、軽快なお話と実際のコンサルティングで実施されている演習も交えた講演に、参加した皆さんは、楽しくも有意義な時間を満喫しました。
 テーマの「ペップトーク」はもともと米国のプロスポーツ界で監督、コーチが試合に臨む選手だちを勇気づけ、元気づけるためにロッカールームで掛ける言葉のことです。
しかも、ハイレベルの激しい競争でしのぎを削るトッププロの世界となれば、「ペップトーク」にもご心の導火線に火をつけるような、練られ、研ぎ澄まされた言葉、ポジティブシンキング(積極的な考え方)が求められます。
 それだけに研究の対象にもなり、現在はスポーツの枠を超え、ビジネス界や行政・学校・コミュニティ・家庭などで活用され始めています。上司が部下を、先生が児童・生徒を、親が子どもを、どのようにモチベーションアップしていけばよいのか、といった観点から注目されています。
占部さんは日本ペップトーク普及協会理事として、全国を駆け回っています。
 今回の福高塾は、これからの時代は、みんなが勇気を持ち、元気を出して物事を積極的に捉え、考え、実践していくことが重要になってくるとの思いから、このテーマを選びました。
 講演では、参加者みんなで簡単な演習をしました。2人1組になって、まず相手の話すことをすべて否定していくのですが、これが結構つらい。先輩と組んでやろうものなら、なおさらです。その後、今度はすべて肯定していくのです。
 この演習で占部さんは私たちに、同じ状況・内容・言葉でもプラス面、マイナス面があることに気づき、そのプラス部分を捉えて表現し、相手に伝えることの重要さを問い掛け、最後に、実際の生活の場でポジティブシンキングを実践することによって、考え方と行動が自然と変わっていくと説かれました。
 思えば、2012年度の福高塾で講師の岩熊昌毅先生は、「人は考えた通りの人間になれる」と心の大切さを説いて話を結ばれましたが、占部さんのペップトークと本質で通底していると思いました。快く講演を受けていただいた占部さんに改めて感謝申し上げます。    
恒例の懇親会では、黒永事務局長の乾杯の音頭のあと、中華料理を楽しみながら、講演についての質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らい、最後は全員で「博多手一本」で締め、今年度の福高塾もつつがなく終了することができました。

「福高塾 第7回セミナー」[2012/11]を開催しました

 
  企画委員会では、「福高塾 第7回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:2012年11月2日(金) 19:00〜21:00
会場:品川区立総合区民会館 きゅりあん
講師:岩熊 昌毅 氏(高27回)
剣道八段(現役最高位) 福岡高校教諭 剣道部監督
テーマ:「剣は心なり」
参加者: 36名(含むスタッフ) 参加費:500円


 今年度の福高塾は、2008年オリンピックイヤーの犬丸先生に続き、本年もオリンピックイヤーであることにちなみ、運動部系OBで本年で福岡高校教諭生活27年目を迎え、現在剣道部監督の岩熊昌毅先生をお迎えし開催しました。
 講演では、下記の話題を中心に貴重な資料・ビデオ映像を交え、現役先生の軽快な口調で講演というよりは講義の雰囲気のなか、楽しくも有意義なお話をいただきました。
1.福岡高校との出会い。父 、岩熊重人(S29〜S46:福岡高校体育教諭)の存在
2.剣道人生について
 剣道を始めたきっかけ〜祖父との想い出、最難関「剣道八段」への挑戦
3.当世福高生事情
 福岡高校教諭であった父との思い出話、その父の影響で幼少期から福高へ訪れていたころの思い出と印象、福岡高校進学のいきさつ、福高時代の体育祭での出来事などから始まり、祖父の影響で剣道を始め、その後剣道現役最高位八段を目指すこととなったきっかけや合格までの修行の日々、そして現在の福高生気質を熱く語っていただきました。


岩熊先生1岩熊先生2
講演風景集合写真
 今回のテーマは、『剣は心なり 心正しからざれば 剣また正しからず 剣を学ばんと欲すれば まず 心より学ぶべし』(島田虎之助)より引用された言葉です。先生が長年剣道を通して感じてきたこと、学んだこと、剣道を通じての教育、剣道に対する思い、教育に対する思いを表し実践してきたこと、実践し続けているものと感じました。
 最後に、先生は「人は考えた通りの人間になれる」と心の大切を説いて講演を結ばれました。
 長きにわたり母校に関わりをもたれている先生ならではのお話に、一同、親しみと共感を覚えるとともに貴重なひとときを共有することができました。  
 母校に限らず、多くの方々へのご指導をされているご多忙中のなか、快く講演を受けていただきました岩熊先生に改めて感謝申し上げます。
 剣道部OB、50回〜60回代の若い年代を始め多くの年代の方々にお集まり頂き誠にありがとうございました。懇親会

 恒例の講演会後の懇親会では、黒永東京同窓会事務局長の乾杯の音頭のあと、中華料理を楽しみながら、講演の内容についての質問や、それぞれの近況、高校時代の思い出話などを語らいながら、最後は全員で「祝い目出度」「博多手一本」で締め、今年度の福高塾もつつがなく終了することができました。

 

「福高塾 第6回セミナー」[2011/11]を開催しました
 
  企画委員会では、「福高塾 第6回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:平成23年11月4日(金)19:00〜21:00
場所:すみだ産業会館
講師:工藤 圀房 氏 (高14回)
   日中文化制作センター代表取締役
テーマ:「中国雑技交流事業から学ぶ中国力」
参加者:34名(含むスタッフ) 参加費:500円


今年度の福高塾は、ホテルマンとして21年間にわたり、「雑技」というエンタテイメントを通じて中国と日本との交流を続けてこられた、日中文化制作センター代表取締役 工藤圀房氏(高14回)を講師にお迎えし開催しました。
講演では、「雑技」についての説明や自身で設立された日中文化制作センターの活動、「雑技」を通して感じた中国の文化戦略についてお話ししていただきました。また、文化界に留まらず政界や財界までにも広がる豊富な人脈から得た中国感を「中国力」と称して、急激な発展を遂げる中国の考え方や将来性、中国人の国民性等を、パワーポイントを使用しながら分かりやすく説明していただきました。

当日は34名という多くの参加者を得ることができましたが、昨今の日本と中国の密接な関係を象徴するように、参加された方々の大半が、仕事等で中国とつながりがあるとのことで、講演後の質疑応答の場でも「日本と中国の政治家の違いは?」等の質問があり、今回のセミナーへの関心の大きさがうかがわれました。


講演風景集合写真
また、中国大使館のご厚意により、講師を通じて参加者全員に書籍『中国』が無償配布されました。『中国』は中国の概況及び政治、経済、文化等の諸分野について記載された「中国の入門書」ともいえるものであり、参加者にとっては、中国についてさらに理解を深めることができる貴重な資料となりました。さらに、東京中国文化センターのパンフレットやイベント紹介の資料も併せて配布され、大変充実したセミナーとなりました。『中国』は若干の予備がありますので、セミナーに参加できなかった方でご興味のおありになる方は企画委員会にお声掛けください。
中国

恒例の講演後の懇親会では、ビジネスで中国とは深いつながりをお持ちの佐伯会長の乾杯の音頭のあと、中華料理を味わいながら、講演の内容についての話やそれぞれの近況、高校の思い出話等の語らいが繰り広げられ、最後に全員で「祝いめでた」を合唱し、今年度の福高塾もつつがなく終了することができました。

 

「福高塾 第5回セミナー」[2010/10]を開催しました
 
  企画委員会では、「福高塾 第5回セミナー」を次のとおり開催しました。
 

日時:平成22年10月29日(金)19:00〜21:10
 場所:すみだ産業会館
 講師:大隅 良典 氏 (高15回)

 東京工業大学統合研究院特任教授
 テーマ:「自分を食べて生き残る細胞に魅せられて」
 参加者:30名(含むスタッフ) 参加費:500円


今年度の福高塾は、細胞生物学者でオートファジー研究の第一人者である大隅良典氏(高校15回)を講師としてお迎えし開催しました。
今年度は、福高塾のコンセプトを従来の企画委員会からの提供型の勉強会ではなく、同窓生の世代間交流や社会貢献への意欲を具現化するための支援型の勉強会を目指すこととし、広く同窓生よりのご意見を集めた結果、最も要望の多かった大隅良典氏を講師としてお招きすることとしました。
20101029講演写真120101029講演写真2
当日は接近中の台風の影響が心配されましたが、30名の参加者を得ることができ、講演では、最初にDNAやアミノ酸といったオートファジーのことを知るための基本からわかりやすく解説していただきました。
オートファジー(自食)については専門用語などが多く使われる少し難しい話でしたが、顕微鏡の画像や5μmという酵母活動の状態を記録した動画等をパソコンで映し出しながら解説していただき、その興味深い内容に参加者も皆熱心に話に耳を傾けていました。
講演後の質疑応答では老化や病気とオートファジーとの関係等の質問が多くありましたが、その質問に一つ一つできるだけわかりやすく誠実に答えられる大隅氏の姿は大変印象的でした。
恒例の講演後の懇親会では、講演の内容についての話やそれぞれの近況話や高校の思い出話等を語り合い、非常に楽しい時間を過ごしたなかで、今年度の福高塾も無事終了することができました。

 

「福高塾 第4回セミナー」[2009/11]を開催しました
 
  企画委員会では、「福高塾 第4回セミナー」を次のとおり開催しました。
 

 日時:平成21年11月13日(金)19:00〜21:10
 場所:すみだ産業会館
 講師:井上 浩三郎 氏 (高10回)

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部共同研究員
 テーマ:日本の観測ロケット・科学衛星/探索機とともに40年
 参加者:36名(含むスタッフ) 参加費:500円

今年度の福高塾セミナーは、飛行士若田光一氏による日本人初の宇宙長期滞在や、46年ぶりの皆既日食等で宇宙への関心が大いに高まっていることに注目し、宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部共同研究員である井上浩三郎氏(高10回)を講師としてお迎えし開催しました。

当日は生憎の雨模様でしたが、36名の参加者にお集まりいただき、予定通りの時刻に講演を始めることができました。今回は会場を墨田区のすみだ産業会館としましたが、錦糸町駅前ということで交通の便もよく、また、資機材等の施設面も充実しており、なんといっても懇親会場が同じビルにあるため、福高塾セミナーに相応しい会場であったと思います。
20081113講演写真120081113講演写真2

講演では、ペンシルロケット実験から始まる日本の宇宙開発創成期の話や日本初の人工衛星「おおすみ」、Μ(ミュー)ロケット、衛星「はやぶさ」等、科学衛星技術の歩みと今後の宇宙開発の予定についてのお話、また、講師の専門分野である宇宙との通信技術のお話等を貴重な写真や映像を交えながら約100分、時間いっぱいに密度の高い講演をしてくださり、最後は大拍手で終了しました。
恒例の講演後の懇親会には、ほとんどの講演参加者の方が参加していただき、時間が足りずに設けることのできなかった井上氏への質疑応答を始め、講演で印象に残ったこと、驚いたことなどを共有し、またそれぞれの近況話や高校の思い出話に花を咲かせていました。

最後は恒例の一本締めを行い、皆が「福岡高校は素晴らしい学校だ」と改めて実感する中で、第4回福高塾は大喝采とともに幕を閉じました。
「福高塾 第3回セミナー」[2008/10]を開催しました
 
  企画委員会では、「福高塾 第3回セミナー」を次のとおり開催しました。
 
 日時:平成20年10月31日(金)19:00〜21:10
 場所:東京都南部労政会館
 講師:元福岡高校教諭 犬丸 嘉人氏
 テーマ:福岡高校と私の人生
 参加者:30名(含むスタッフ) 参加費:500円

今年度の福高塾セミナーは、オリンピックイヤーにちなみ母校、福岡高校の元体操教諭 犬丸 嘉人先生を講師としてお迎えし開催しました。
今回は会場を大崎駅前のゲートシティ内にある東京都南部労政会館としました。初めて使用する会場であったことと、入口が奥まったところに位置しているため、参加者が会場までの道を迷ってしまわれ、開演が遅れるのではないかとの不安もありましたが、多少の混乱はあったものの、30名の参加を得ることが出来ました。

20081031講演写真120081031講演写真2
20081031講演写真320081031講演写真4
講師の犬丸先生は、81歳のご高齢ではありますが、現役時代を彷彿させる大きな声と颯爽たる風姿で約90分にわたりご講演をしていただきました。
講演では、ワルシャワ世界大会の候補となられた時のことから始まり、高校教師になったいきさつ、21年間に及ぶ福岡高校での教諭時代の思い出、77歳で現役を退かれるまでの高校、大学での教員生活についてのエピソードへと続きました。特に、福岡高校での教諭時代の思い出話では、福高へ転任になった意外な理由、体育祭後のご近所からの苦情、嬉しかったこと、悲しかったこと、驚いたこと等々、懐かしい恩師の近況も交えお話いただき、約30〜50年ぶりに恩師の授業(?)を受ける参加者にとって、その授業時間は瞬く間に過ぎ、大拍手で終了しました。
77歳まで現役で福岡教育大学の非常勤講師をされておられたほどの長い教員生活の中で「福高で過ごした時が一番良か。今でも可能なかぎり同窓会には顔を出している。福高100周年を見届けたいと思っている。」とのお言葉に、すっかり生徒に戻った参加者は皆、嬉しく顔をほころばせたのでした。
講演会の後は参加者全員で記念撮影、そして居酒屋で恒例の懇親会です。30名中23名もの方が参加下さいました。ここでも話は尽きず、ついに時間オーバー。先生は81歳のご年齢にもかかわらず、最後までお付き合い下さいました。

 翌日先生は、お疲れも見せず、教え子2名とはとバスツアーに出かけられ、「昨日も今日もとても楽しかった。」と満足されて、福岡に帰られました。
「福高塾 第2回セミナー」[2007/10]を開催しました
 
  企画委員会では、「福高塾 第2回セミナー」を次のとおり開催しました。
 
 日時:平成19年10月19日(金)19:00〜21:10
 場所:日本橋HSBCビル
 講師:ペシャワール会現地代表 中村 哲氏(高17回)
 テーマ:誰も行きたがらない所に行き、誰もやりたがらないことをする
 参加者:96名(含むスタッフ) 参加費:2,000円

今年度の福高塾セミナーは、母校の創立90周年を祝し、講師にペシャワール会現地代表 中村 哲氏(高17回)をお迎えし、東京福中福高同窓会の記念事業として開催しました。
当日は夕方より生憎の雨模様で、予定通りの参加者が集まるか不安の中での開場を迎えたのですが、開場と同時に多くの同窓生が続々とお見えになり、最終的には96名の参加を得ることができました。

20071019講演写真20071019講演写真
20071019講演写真定刻通りに始まったセミナーでは、最初にペシャワール会20年の活動を紹介するビデオが上映され、その後、現地での写真等を紹介しながら中村哲氏の講演が行われました。
1984年にパキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに医師として赴任以来、ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携ってこられたこと、病気をなくすためには、きれいな水や自給自足の確保が必要として、水利事業、試験農場の建設にまで活動の範囲を広げられたこと等について、約1時間半にわたってご講演をいただきました。その過酷とも思える活動について、当たり前のことを当たり前にやっているだけといった感で訥々とした口調で語られる姿には、ただただ驚き、感動、尊敬の念を抱くばかりであり、中村哲氏が私たちの同窓であることに、改めて誇りを感じたものでした。
特に、中村氏のお話のなかで痛感したのは、私たちがアフガニスタンの本当の姿を知らないのではないかということでした。テレビや新聞等を通じて知るアフガニスタンの実状と現地にて中から見る中村氏から語られるそれとは大きな違いがあり、溢れる情報の中で生きる私たちにとって真実を見極めることの難しさを感じさせられました。
中村氏のお話を聞くには、1時間半という時間はあまりにも短いものでしたが、中村氏の献身的活動について直接お話を聞くことができ、またその人柄に触れることができたことは、大変有意義な1時間半であったと思います。
セミナー会場で販売された中村氏の45冊の著書は、終了時までに完売し、また、同時に行われましたペシャワール会への募金では48,700円が集まり、集まった募金はセミナーの最後に、山田副会長より中村氏へ手渡されました。

20071019講演写真20071019講演写真
企画委員会では、当日の講演の様子をビデオ撮影しました。当初、配布予定で撮影したものではなかったため、多少雑音が混じっていますが、大変すばらしいお話だったこともあり、多くの方に聞いて、見ていただきたいとDVDを作成いたしました。DVDの空き部分には、当日お借りした2006年6月〜7月NHK「知るを楽しむ、命の水を求めて」から一部(1〜4、7、8回)も収録できました。
ご希望の方にはDVDを実費にてお譲りいたします。お申込の方法は11月20日頃にこのホームページにてお知らせする予定です。最後になりましたが、昨年に引き続き会場をお借りしたHSBC証券関係者のご協力に御礼申し上げます。
「勉強会」[2006/11]を試行開催しました
 
  企画委員会では、講師、受講者、スタッフの全てを同窓生に限定したセミナーを次のとおり試行開催しました。
 
 日時:平成18年11月10日(金)19:00〜20:00
 場所:日本橋HSBCビル
 講師:山田晴信氏(本同窓会副会長、HSBC証券代表取締役)
 テーマ:日本版CFOの役割と財務戦略
 参加者:41名(含むスタッフ)
 参加費:500円(お茶代等)
 
企画委員会では「世代間の交流促進」「より有意義な同窓会の実現」のために、何をなすべきかを議論してまいりました。この「勉強会」はその議論から生まれたひとつの提案です。今回は、この「同窓生の同窓生による同窓生のための勉強会」という企画が果たして上述の目的達成のために有効であるかを検証し、併せて実行上の課題を洗い出すことを目的として実験的に試行したものです。
試行ということで、講師は副会長の山田氏に依頼し、ご案内は原則として常任幹事の方々向けと当HPでの告知に限定しました。そのため、始めは受講者がどの程度集まるか不安でしたが、当日は41名(含むスタッフ)もの方にご参集いただき、不慣れなスタッフにもかかわらず、特に混乱もなく実施することができました。
 
写真写真
 
写真また講演は、硬いテーマのうえに1時間という短い時間でしたが、ビジネス現場の体験を交えたお話に、受講された皆様は熱心に聞き入られていました。
勉強会終了後は会場を移して、有志による懇親会を行い、講師と酒を酌み交わしながらの質問タイムとしました。懇親会は講演以上に盛り上がり、一同で母校の応援歌を斉唱し、博多手締めでお開きとなりました。
今後は、参加された皆様のご意見を参考に、更に検討を深めて、「勉強会」を本格実施に移していくか否か、常任幹事会でご議論いただきたいと考えております。なお、本格実施の際には、当HPでもお知らせいたしますのでよろしくお願いします。
最後になりましたが、当日の事務をお手伝い頂いた同窓生有志の方々と会場をお借りしたHSBC証券関係者のご協力に御礼申し上げます。
 
写真写真

Copyright © 2003-2015 Tokyo-fukuchufukkou.jp All Rights Reserved.