●日時: 令和2年2月4日(火) 18時30分~20時30分
●場所: ホテルロ-ズガ-デン新宿 別館ロ-ズル-ム
●参加者数:50名
●議事次第
※開会前に、昨年12月4日にご逝去された中村哲さんに対し、黙祷
1. 開会
黒永副会長の挨拶により定刻どおり開会
2. 会長あいさつ
・ 新年あけましておめでとう。早いもので、今年もあと10か月と25日となった。私事になるが、昨年末で会社を辞めた。本同窓会会長もこの際に退きたいと考えている。
・ 話は変わるが、パラオと日本は、国旗の色が違うが、形は同じで、非常に似ており、人間においても似ているところがある。パラオでは、長い間、殺人事件もないようである。東京のある団体で、パラオと友好を結びながら、子供たちの教育を見直そうという運動があり、始めようかと思っている。
・パラオは日本の統治だったのが、第二次世界大戦までで、その後独立した。日本人である堂本さんは、当時、大統領の下にいたが、その時のことを堂本さんのお嬢さんが次のように話された。“独立時に世界の要人を集めて、ホテルでパーティを行ったが、その際に、堂本さんのスープに蠅が入っていた。それを堂本さんは黙って飲んだ。”と言う。なぜ、飲んだのか?奥さんの推測ではあるが、飲まないと多くの関係者の方々に迷惑をかけるから、ではないかとのことであった。私だったら、と考えると、、、絶対に飲めない。堂本さんの偉大さには感動した。
・令和2年はどんな年となるのか?本年はオリンピックもあり、平穏な一年であれば良いなと思う。
3.事務局報告
・資料の確認及び常任幹事名簿の記載内容の確認が行われた。
・4月7日に役員会、4月18日に総会が予定されている。また、会長推薦委員会を立ち上げる。
4.各委員会報告
(1)総務委員会
・ 4月18日の総会・懇親会に向け、当番幹事である7の回を支援している。今回は、小松政夫さんの特別講演、またクレジットカードでの決済など予定しており、一人でも多く声をかけて頂き、参加いただけるようお願いする。
・名簿に関して、定時制は卒業年度で入れているので、当該学年はよろしくお願いする。(高12回、高29回)
(2)会員拡充委員会(シニア対象)
・ 2月8日に案内を発送するので、これにて最新の会員数を把握したいと思っている。変更等あれば連絡願いたい。
(3)会員拡充委員会(若手対象)
・「現役福高生への働きかけ」、若手会員への働きかけを行っている。
・2019年度はボウリング大会等行った関係で予算を上回った決算だが、2020年度は2019年度予算と同じで計画している。
a.“卒業生へのリーフレット配布”(継続)
同窓会入会の案内チラシを配布、今回の同窓会総会・懇親会を紹介した。
b. “東京福岡県人会主催「就活を応援する会」”への参加(継続)
2019年11月30日(土)16:00~20:00 (日本倶楽部)、参加者は約60名(内、福高関係者は10名)就活生を含め参加者同士が活発に交流、ただ、就活生の参加が30%と少なく、今後改善策を検討していく見込み。
c. “福高若手会”(継続)
2019年11月8日(金)19:30~21:30 (銀座ライオン七丁目店)、 参加者は73名。森重隆さん(高22回・日本ラグビー協会会長)、山本正秀さん(高40回・やまやコミュニケーションズ代表取締役)が参加、福岡堅樹さん(高63回・ラグビー日本代表)からはビデオメッセージを寄せて頂き、大好評であった。また、山本正秀さんからは、明太子とお菓子を無償でご提供頂いた。なお、高41回は50歳となることから、若手会から卒業とし、次年度は高42回以降を対象としていくこととしたい。
d. “若手ボウリング大会”
2019年10月6日(日)16:00~20:00 (高田馬場グランドボウル、くいもの屋わん)、参加者はボウリング20名、懇親会24名
e.“修学旅行時のキャリア研修(企業訪問)”
修学旅行時に行われる「班別キャリア研修」支援活動は、今年で3年目。2019年11月5日に74名の生徒が、訪問先企業15社にて実施。アンケート内容では、全体的には、昨年より活発な印象であり、企業側も良い刺激になったとのコメントあり。ただ、学校の当初の狙い通りの効果が出ているか等、厳しい意見もあり、これについては学校側へフィードバックしている。また、新しいやり方(2社訪問→1社訪問)についても概ね好評であると判断されており、2020年度も班ごとに1社訪問(1社4~8名)で計画されている。訪問受け入れも13社からはOKを頂いている。
(4)企画委員会
・ 今年の同窓会総会・懇親会の間に、小松政夫さんの講演を実施する。一人でも多くの方々の参加をお願いする。
・ 第14回福高塾
2019年11月15日(金)19:00~21:00(品川区立総合区民会館“きゅりあん”)。講師はTOTO㈱常務執行役員である林良佑さん(高34回)で、テーマは『TOTO 100周年イノベーションの軌跡』。ウォシュレットの開発にあたり、最適を探る水温やノズルの角度、吐水、清潔を保つ技術など数多くの試行錯誤の数々。TOTOの品質は世界にも認められ、ムンバイ空港やルーブル美術館でも出会えるとのこと。なお、収支報告においては、講師の協力もあり、予算内で終わることができた。
(5)広報委員会
・ ホームページの更新とSMSの管理を行っている。
・ “広報からのお知らせ“を同窓会総会案内に同封する。活動報告などをコンパクトにまとめているので、見て頂ければと思う。
(6)渉外担当:東京福岡県人会
福岡県出身者を中心に、会員数は約1,000名、今年で69周年を迎え、様々な場で交流の場が広がっている。
a. 令和2年 新春の集い
2020年1月21日(火)(霞が関ビル)
森重隆さん(高22回・日本ラグビー協会会長)をゲストに迎え、恒例の賀詞交歓会(120名)が行われ、東京福中・福高同窓会からも島田会長はじめ20名近い方々が参加頂き、大いに盛り上がった。
b. 同窓会役員交流会
2020年2月1日(日本倶楽部)
在京する福岡県の高校同窓会の役員が一堂に会する恒例の同窓会役員交流会(80名)が実施された。パネルディスカッションでは、福高からは木下副会長が参加、「しっとうね!うちの同窓会は、ゲストが豪華な時があるったい!」など名文句が披露され、近年話題の多い福高に対する注目度が更に高まった。
c. 令和2年度 東京福岡県人会総会・懇親会
2020年5月26日(火)(ハイアットリージェンシー東京)の予定。スペシャルゲストとして、吉開りりぃ(シンガー)、櫻(シンガーソングライター)が出席、福岡の地酒の角打ちや参加者には郷土名産のお土産などがあるので、ご参加いただければと思う。
(7).会計報告[審議事項]
・ 2019年度は693名の方から寄付または会費納入を頂いている。2017年度の100周年を除き、会費納入者が減少(2016年度801名、2018年度755名)している。卒業年ごとに目標を設定したので、常任幹事各位は呼びかけをお願いする。同窓会活動は会員のボランティア精神と年会費で成り立っていることを再度共通認識とし、会費納入の呼びかけを行って欲しい。なお、高15回以前は会費免除会員だが、74名の方からご寄付を頂き、非常に感謝している。
・ 会費納入においては、払込取扱票(郵便振替)を総会案内の送付に合わせ、同封させていただいているが、今年度からは懇親会費と同様、クレジット決済を導入したので、合わせて会費納入促進をお願いする。
・ 2019年度一般会計報告、令和2年度一般会計予算案については、満場一致にて承認された。ただ、繰越金が年々減っているのが懸念され、この改善には収入(年会費)の確保が重要であり、合わせて支出も検討を要する。
5.当番幹事報告(7の回)
(1)令和2(2020)年度の総会、懇親会
a. 日時、場所:令和2年4月18日(土)12:00~、ホテルグランドパレス
今回は、総会と懇親会の間で小松政夫さん(高12回)の特別講演を予定(400名くらいは着席可能)、ビデオメッセージとして、森重隆さん(高22回)、石井岳龍さん(高27回)をしており、多くの参加をお願いする。
b. 今回は、懇親会費、年会費について、クレジットカード決済(Qwintet社のPando)の導入を実施するので、活用願いたい。詳細の登録手順、決済方法は同窓会総会の案内パンフレット発送時に同封する。クレジット決済を活用すると、500円割引となるが、是非促進をお願いするとともに、合わせて年会費の納入もお願いする。
c. 同窓会総会の案内等のパンフレットについては、各常任幹事へ2月10日頃には届く予定ゆえに、順次配布をお願いするとともに、開催日の10日前までには参加の最終確定をお願いしたい。なお、発送の際には、差出人の名前を必ず記載するようにお願いする。また、郵送にて配布する学年にも、別途メールにて案内パンフレット類のデータを配信する。
d. 懇親会参加者数を整理・分析してみたが、傾向・考察はできなかった。ただ、2009年度以降400名を超えていた人数であったが、2018年度以降400名を下回っている。特に当番幹事以外の参加者が例年300名を超えていたのが、昨年度は266名と減っている状況であるので、動員のご協力をお願いする。今回の参加人数目標は400名。
e. 会長より以下のコメントがあった。
“若い人は集まらないというのは、全体的な傾向である。2010年の482名以降減ってきており、そういう傾向である。人数を集めるためにはゲストを呼べばいい。福高以外でも良い人を呼べば集まるが、それでは意味がない。本当に若い人を中心として、福高のことを思う人が集まることが重要で、新しい考え方を入れていくなど、根本的に考え直していく必要があるのではないか。“
f. 高17回、高27回、高37回、高47回、高57回の各当番幹事より、今回の総会、懇親会にあたっての意気込み、決意があった。また、各常任幹事からの動員目標数も提示された(総数は440名)。
6.会長推薦委員会設置の件
・ 2月~5月にかけ1回/月、6月の常任幹事会で方向性を見出すべく委員会を設置して進めていくこととし、高13回~高21回の9名で、高13回に委員長をお願いしたいと考えている。担当は総務委員会となる。
・高14回常任幹事より、以下のコメントあり。“9名というのは多数決になった場合、同数にならないための配慮だと思うが、これだと0~9の回の10回から抜けがでてしまう。また、女性がいない(前回は執行部から入ってもらった)ことや年配の人たちばかりというのもどうか。この件のご検討をお願いしたい。“
・もともと前例に則って準備を進めてきており、高13回~高21回の常任幹事にこのあと残っていただき、今後の進め方について協議させて頂き、委員長になられた方に音頭をとって頂くことを想定していた。今回、ご意見を頂いたが、内容的には根本的なところまで立ち戻らないといけない。大きく変化させるのは、この場では難しいので、本日は当初予定していた高13回~高21回(本日は8名)と副会長2名(木下、岩瀬)と及び総務委員長を交えて、話をさせて頂きたい。
・会長については、基本的に常任幹事から選出するのではなく、広く同窓会メンバーからの選出となる。
・スケジュールは、6月の常任幹事会に向け、方向性を決め、9月の常任幹事会で審議、決定する。また、2月には全役員改選となり、4月の総会で最終審議となる。
・会長推薦委員会の構成については、総務担当である木下副会長に一任することで、了承された。
7.その他
(1) 高17回常任幹事より、中村哲さんの意思をつなぎ、会場での“ペシャワール会の募金”を継続していくことを承認願いたい旨の申し出があり、満場一致で合意された。
(2) 同窓会総会・懇親会の懇親会の冒頭で、中村哲さんに対して、黙祷をするので、ご了解のほどお願いする。
8.閉会
黒永副会長の宣言によりすべての議事が終了したことをもって本日の幹事会を閉会した。
以上