企画委員会では、「福高塾 第6回セミナー」を次のとおり開催しました。

日時:平成23年11月4日(金)19:00~21:00
場所:すみだ産業会館
講師:工藤 圀房 氏 (高14回)
   日中文化制作センター代表取締役
テーマ:「中国雑技交流事業から学ぶ中国力」
参加者:34名(含むスタッフ) 参加費:500円

今年度の福高塾は、ホテルマンとして21年間にわたり、「雑技」というエンタテイメントを通じて中国と日本との交流を続けてこられた、日中文化制作センター代表取締役 工藤圀房氏(高14回)を講師にお迎えし開催しました。
講演では、「雑技」についての説明や自身で設立された日中文化制作センターの活動、「雑技」を通して感じた中国の文化戦略についてお話ししていただきました。また、文化界に留まらず政界や財界までにも広がる豊富な人脈から得た中国感を「中国力」と称して、急激な発展を遂げる中国の考え方や将来性、中国人の国民性等を、パワーポイントを使用しながら分かりやすく説明していただきました。当日は34名という多くの参加者を得ることができましたが、昨今の日本と中国の密接な関係を象徴するように、参加された方々の大半が、仕事等で中国とつながりがあるとのことで、講演後の質疑応答の場でも「日本と中国の政治家の違いは?」等の質問があり、今回のセミナーへの関心の大きさがうかがわれました。


講演風景集合写真
また、中国大使館のご厚意により、講師を通じて参加者全員に書籍『中国』が無償配布されました。『中国』は中国の概況及び政治、経済、文化等の諸分野について記載された「中国の入門書」ともいえるものであり、参加者にとっては、中国についてさらに理解を深めることができる貴重な資料となりました。さらに、東京中国文化センターのパンフレットやイベント紹介の資料も併せて配布され、大変充実したセミナーとなりました。『中国』は若干の予備がありますので、セミナーに参加できなかった方でご興味のおありになる方は企画委員会にお声掛けください。
中国

恒例の講演後の懇親会では、ビジネスで中国とは深いつながりをお持ちの佐伯会長の乾杯の音頭のあと、中華料理を味わいながら、講演の内容についての話やそれぞれの近況、高校の思い出話等の語らいが繰り広げられ、最後に全員で「祝いめでた」を合唱し、今年度の福高塾もつつがなく終了することができました。

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